次に述べる歌は私の人生を詠んだ歌を述べたものです。皆様どうぞご鑑賞ください。歌の一部は 『日本歴史ロマン』(S1)『日本書紀と古史古伝』(S2) にも掲載してあります。ぜひお読みください。
さて次に私の好きな歌を披露します。

高千穂の ガレキの山を 這い登り 頂上聳ゆ 天の逆鉾
(たかちほの がれきのやまを はいのぼり ちょうじょうそびゆ あまのさかほこ)
(私が九州旅行をした時の歌です。九州鹿児島県霧島連峰の一つ、高千穂の峯の頂上には天の逆鉾と呼ばれる鉾が刺してあり、これを目指して凝灰岩や火山灰の多い休火山の高千穂のガレキの山を這い登り、頂上に聳える天の逆鉾を見たときの感激の歌。) (逆鉾の雄姿は当社の『神社に眠る神様の御肖像画と御系譜』『日本歴史ロマン』に出ています。)

春休み 一人旅立ち 出雲路を 鳥居くぐりて 心弾ます
(はるやすみ ひとりたびだち いずもぢを とりいくぐりて こころはずます)
(大学の春休みに一人島根県神話のふるさと出雲の神様の住む出雲に旅立ち、大国主の神様を祭る出雲大社の鳥居をくぐった時の感激の歌)

(私)暗闇を 一人さまよう 迷い道 悟り開いて 抜けるトンネル
(母)暗闇を 早く抜けてと 母祈る

(この二つの歌は私と母との対話形式の歌で私が詠んだ歌を見て母が返歌を送った形式になっています)

人生は 思い通りに 行かぬもの 波乱万丈 でこぼこ道よ
(皆様、人生は本当に思い通りには行きませんね。私も波乱万丈、でこぼこ道の人生でした。)

歴史では 飯は食えぬと 宮仕え 夢捨てきれず 神に詣でる
(れきしでは めしはくえぬと みやづかえ ゆめすてきれず かみにもうでる)
(歴史家として生きる道は難しいのです。これで生活できる人は少ないのです。初めは私も会社員として就職したのですが、会社では歴史への理解は薄く、歴史家になろうという夢を捨てきれず、本を書き、会社員は辞め、歴史と神様を研究するという新たな道を歩くことにしました)

学生が 今は懐かし あのころに もはや戻れぬ 我この道を
(がくせいが いまはなつかし あのころに もはやもどれぬ われこのみちを)
学生時代は親の保護下に有って好きなことが出来ます。その時代が懐かしいです。でも社会に出て、自分として一度この道に入って茲まで来ると、後戻りは出来ません。もはや前に進むだけです。

脱サラと 一人暮らしで 得た自由 もはや迷わじ 我この道を
(だつさらと ひとりぐらしで えたじゆう もはやまよわじ われこのみちを)
サラリーマン生活をやめ、マンションで親の干渉もなく、一人暮らしをすると何もするにも自由です。時が立ち、定着すれば、もはや迷うことなく、今の道で生きていこうという決意で固まりました。

母にては 今も一人で 済まぬとて 心で詫びて 今日も行く
(ははにては いまもひとりで すまぬとて こころでわびて きょうもいく)
母はこんな私の生活を心配し、気を使いながら、いつも助けてくれました。いつも心で詫びて、すまないと思いながら、一度決めたらひたすら歩むのみでした。

執筆を 始めていつか 二十年 知りてこれから 正念場と
(しっぴつも はじめていつか にじゅうねん しりてこれから しょうねんばと)
 執筆も 始めていつか二十年の月日が流れました。これからが正念場です

人生の 心の支え 歴史道 いつか花咲く わが道いのち
(じんせいの こころのささえ れきしみち いつかはなさく わがみちいのち)
人生というものは波乱万丈様々なことがあるものです。しかし、やることがあるというのはどんな困難が降りかかり、挫折しても、それに打ち勝つ心の支えとなるものです。私は歴史を研究し、この道で生きていこうと心に決め、本を出しました。すると、いろいろな人がその本を買ってくれて思わぬところで、様々な人と結びつきました。やることがあるというのは本当にいいものです。どんなにたいへんなものでも、いつか実を結ぶものです。そして人生を支える命となるものです。これからも読者の皆様とともにこの道を続けてまいります。読者の皆様、今後も当社をよろしくお願いいたします。そして皆様も、どれか一つ、自分で「わが道いのち」といえるものをもって毎日を生きてまいりましょう。
まさに人生一路・川の流れのようにです。

  

朝起きて 神棚参り 水供う 祈るは皆の 無事と安全
(あさおきて かみだなまいり みずそなう いのるはみなの ぶじとあんぜん)

平凡な 人生生きて 母願う 背いて我は 心で詫びる
(へいぼんな じんせいいきて ははねがう そむいてわれは こころでわびる)
私の人生は就職・転職・退職・一人暮らしと安定しませんでした。人生は平坦な道はありません。波乱万丈でした。母はひたすら安定な平凡な人生を望みましたが、私は作家という困難な人生をみずから選んで歩み、いつも心配掛けていました。

幼き日 炎くるくる 空を舞ひ わが身に宿り 心を燃やす
(おさなきひ ほのをくるくる そらをまひ わがみにやどり こころをもやす)
人は空飛ぶ円盤・UFO・宇宙人を信じる人は少ないです。私は自分で見たので、実在を信じます。小学校四年生の頃、通学途中でそれは赤い光を放ちながら飛ぶ閃光のようで星型のUFOを見た姿は今も心に覚えています。あれをUFOを信じ、この道をあるくきっかけになりました。
この数年後に、茨城県鶯谷温泉裏山で再びジグザグ飛行の二機のUFOを眺めました。そのUFOは大勢の人が集まる高原に私が到着した瞬間にその光景を見下ろす山の頂上より大空に飛び立ち、華やかな空中ショ―を何と10分間近く空中を漂いながら演じてくれました。
参考文献:日本超古代文明の神秘日本歴史ロマン

人生は 踏み出すものよ 男なら
(じんせいは ふみだすものよ おとこなら)
 

願い星 願い叶えて 叶え星 天に届けや 七夕の夜
(ねがいぼし ねがいかなえて かなえぼし てんにとどけや たなばたのよる)

短冊に 願いを込めて 書き記す 星に祈ろう 君の幸せ
(たんざくに ねがいをこめて かきしるす ほしにいのろう きみのしあわせ)

織姫と彦星結ぶ 天ノ川 年に一度の 愛のかけ橋
(おりひめと ひこぼしむすぶ あまのがわ ねんにいちどの あいのかけはし)

織姫と彦星逢ひて 川はばむ カササギ飛びて 二人を結ぶ
(おりひめと ひこぼしあひて かははばむ かささぎとびて ふたりをむすぶ)

どうですか。皆様、お楽しみいただけましたか。歌に関する感想や自作の歌(テーマは歴史)も募集しています。