南朝皇室と後南朝伝説



南朝皇室と後南朝伝説
南朝皇室と後南朝伝説(木村信行著―日本歴史研究所発行)
E53 本体価格9600円、税込金額 10368円 B5判箱入り上製本
中田憲信の遺作『野長瀬家譜』『朝里家譜』『飯野家譜』『皇胤志』・新たなる南朝文献『南朝誌』と、『宮下文献―南朝系図』『美作―後南朝系図』などを全面翻刻活字化公開して、その比較を通して南朝史と後南朝史の様々な諸問題の謎を解明。従来、後南朝といえば、良泰・尊義・尊秀・尊雅と続く皇統とされてきたが、さらに後南朝のニューフェイス、あるいは第二の長慶天皇とも言うべき勝王、忠義王の身代りとなった国貞王、尊雅王が生き残って改名した尚尊王が加わって新たなる後南朝史を組み立てる。美作・熊沢・天内など西陣南帝の子孫を称する多くの家を震撼させる驚天動地の一大スペクタル巨編文書(南朝誌・瀧川寺禅寺系譜・姓氏家系大辞典ー後南朝系譜)登場。さらに尊良親王・成良親王・護良親王・綴連王・雛鶴姫・尹良(隆良)親王・説成親王・尊聖などに関する諸問題、三浦芳聖式南朝系譜などについても論及、その謎を余すところなく解明。南朝史に書き換えを迫る驚異の歴史論考、ここに登場。